THE ALFEEのNEW ALBUM『新世界 -Neo Universe-』に、細胞を浸している今日この頃です。
皆様如何お過ごしですか?
このアルバムには、「メロディックハード」というキャッチコピーが付いていますが、良く表していると思います…。
01.『Neo Universe PART I』
この冒頭のコーラス…
初めのうちは「何の音が鳴っているんだろう?」とさえ思ってたら…
これが高見沢さんのソプラノだったとは!!
これだけでも聞く価値あり!!!
もう…
曲を聴いているというより、映画を見ているよう。
『アバター』よりも、スペクタクルで、ファンタジックで、カラフルなんじゃないだろうか?!
荘厳なファンファーレのような曲…
春ツアーでは、これをホールで聴けるんだ!
是非OPはこの曲で!!
いや、1~4曲目まで、このCDの通りの順番でやって文句ない、というか、むしろそうして欲しい!!
08.『風の歌』
坂崎さんと高見沢さんのマーチンD-45のギター2本による共演の曲。
去年のツアーでも聞きましたが…
CDで、それもヘッドフォンで聞くと、さらに…
私でさえも、このギターの音色はただものでないとわかる。
音のぶ厚さ、太さ、膨らみが、全く違う。
ギターの木が鳴っているのが、弦が振動しているのが、目に見えるよう。
09.『リバプールから遠く離れて』
珍しく…「等身大」の今のご自分を歌っているような…?
♪リバプールから遠く離れて僕は歌ってる
少年時代の淡い憧れ胸に抱いて♪
「アルフィーはドメスティックなバンドだから、日本だけで活動します」と高見沢さんが言っていたことを思い出し…
「切なくなる」というのは、適切な表現ではないのですが…
他に良い言葉が見つからないのですが…
「リバプールから遠く離れたこの日本で、あなたの歌を聞くことができて幸せです」と、改めて告げたくなる…。
10.『夜明けを求めて』
アルフィーファンの間では、何となくスルーされてるような?感じのするこの曲ですが、
この曲がシングルとしてリリースされた時にも書きましたが、やっぱり私的には名曲…。
11.『桜の実の熟する時』
この曲がリリースされた時、
♪桜舞い散る坂の途中♪という歌詞から、
「これは桜井さんと坂崎さんへの、高見沢さんからのラブソングだ」という説を聞き、
なるほどーと思ったものでした。
その説が本当だとすると、
この「新世界」へ新たに踏み出そう、という決意表明のようなアルバムの最後に持ってきたということが、
「三人で行こう」という意味も込められているのかな?なんて思ったりもして。
このアルバムのプロモ活動の中で、
「もう、こういうバンドの形態で、こういう音楽をやっている先輩たちがいなくなっちゃって。
これから先は、未知の世界なんだよね。
アルフィーが、切り開いていくしかないんだよね」
ということを言ってらっしゃいますが、
サラッとした感じで言っているけれど…
実際は、本当に大変なことなんだと思う。
思えば、アルフィーはいつも先陣を切ってきたのですけれど。
お茶の間にロックを、バンド形態の音楽を持ちこんだのは、きっとアルフィーだった。
あの頃は30歳ですでにオジサン呼ばわりされていて。
40代になった時も、今の40代のミュージシャンに対する目とは違ってた。
今年、55~56歳になる三人が、「これからまた新たな世界に行く」という決意表明をしてる。
尊敬して止みません。
ご興味を持たれた方は、ぜひこちら…
http://www.yamano-music.co.jp/userProdDetail.do?itemCode=4110010535&type=M
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