幸か不幸か、一時間ほど早く帰れたので、CANTAの最期のライブ配信に、少し遅刻だけれども間に合ってしまった。
他の皆様のコメントが、私には眩しい。
美しい言葉だけを贈れる綺麗な心を持ち合わせてなくて。
「CANTAに会えて良かった」という気持ちもある。
…いや、解散宣言後は、今日になってようやく湧いてきた。
「CANTAに会わなければ良かった」という気持ちの方が強かった。
こんなに辛い気持ちにならなくて済んで、心穏やかに平穏な日々を送れたはずなのに。
「会えて良かった」のか、「会わなけば良かった」のか、今はどちらとも言えない。
…実は、個人的には、生ライブをやってくれなくて良かった。
もし生ライブがあったとしたら、
チケットが取れるかどうかで死ぬほど心配して、
ちゃんとその日時に行けるかどうかで死ぬほど心配して、
どういう気持ちで行けばいいか、どういう服装で行けばいいか、何を持って行けばいいか、悩みに悩んでパニックになる自分が見えたから。
でも、皆が心底望んでいる生ライブを、せめて最後に敢行してくれるルークさんでいて欲しかった。
「CANTAのファン」に心を配って欲しかった。
ただの理想の押し付けですが。
…CANTAは、ルークさんの「心の中の言葉にならない感情に言葉を付ける」がコンセプトのバンドであったから、そのファンは、その心に共鳴したからこそファンになった人がほとんどであったと思うので…
心を、魂を、共鳴させておいて、
いきなり途切らすのは、
やはり非道いと思うのですよ。
ノリノリのイケイケで、ただ聞いてて気持ち良かっただけの音楽じゃなかったはずでしょ?
…やはり毒が出てくる。
こんな私は、多分ファンとは言えない。
配信中に(なるべく)コメントを差し控えるのが、精一杯の餞でした。
こんな私でも、途中から見始めて、1分もしないうちに涙が溢れてきたのだけれども。
…まぁ、細い細いしがないファンでしたから、あれこれ言う資格もないです。
…先日、マッキーストライクの特別イベントで、MASAKIさんとドライブさせていただいたのですが…
この配信と日程が前後してなくて良かった…
本当に良かった…
今、顔を見たら、何を言い出したことやら…
それだけは本当に良かった…。
…今日の配信の演奏はとても良かった。素晴らしかった。
これを最後に持ってきたのはわかる、と思った。
それは本当です。