「君は『右』という言葉を説明できるかい?」
転じて、高見沢俊彦そのものを指して『右』と称することがありますが、
主にネットスラングであり、本人の前でその名称を言うことはまずありません。」
いや、何を言いたいのかと申しますと、
どの世界、どの分野でも「言葉」って生まれるじゃないですか。
ファンの中だけで使われる言葉とか。
「特定のファンを指す呼称」なんてのは、アーティストとファンの数だけあるじゃないですか。
「アルフィーファン」=「アル中」とかね。
「マイ初日」「マイ千秋楽」という言葉を普通に使ったら「何それ?」って聞かれたことがあって、
あぁ、結構長めのツアーを、定期的にやってなければ、使われない言葉なんだと気づいて、少し誇らしく思ったこともあったり。
でもまぁ「マイ初日」はアルフィーだけの専売特許の言葉ってわけではないでしょうけれども…
「いや、もう何年も前から大阪国際女子マラソンにはアルフィーの曲が流れてるんだよ」
「いつからだよ」
「30年前からだよ。今年優勝した選手が生まれる前からだよ」
って流れの会話があったり。
『ゆく年くる年』に各地の寺の中継と除夜の鐘が流れるのに疑問を持つ人がいるか?
とつぶやいてる人がいたなー(*´ω`*)
何が言いたいのかってね、それだけの歴史を持ってるってことは、誇っていいと思うのですよ。
いや、誇りなんですよ。
31年間、国際スポーツ大会のテーマソングを、毎年提供し続けたって、誇りなんですよ。
ギネスに申請するって話も途中であったけど、あれどうなった?!
ギネス!!なぜ認可しないギネス!!!
「夢よ急げ」がテーマソングに選ばれたって話を聞いたのが、ついこないだのことのように思います。
あれは、まだ昭和のことだったんですね。
アルフィーの大阪国際女子マラソンの歴史は、平成より長いんだぜ。
「マラソング」って言葉も生まれるってもんだよな。
アルフィーは、何でもかんでもちょっと始めると、すべてが長くなりがちなのよね。
ライブでもラジオでもなんでも。
…毎年、年初に新曲を必ず聞けるという年中行事がなくなるのは寂しい。
縛りが一つなくなって高見沢さんが楽になるのならその方が良いことだってあるってこともわかってるし思ってる。
わかってるし思ってるよー。
わかってるし思ってるよー。
だからって寂しいのもどうしようもないのだ。
初めのころの、
大阪城で必ず曲がかかった時、
アナウンサーの方の名調子の曲の前振りが好きだった。
そしてすべての実況を消し、アルフィーの曲と歌詞が流れ、
必ずそこでレース展開が動くという伝説も生まれ…
とても美しい映像だった。
「アルフィーの曲をバックに走るのが夢です!」って言ってくれた選手も。
桜井さんが競技場に生で歌いに行って、放送事故(スイッチミス)で歌ってるところがまるまるCMになっちゃったこともあったな。
何もかもが懐かしい―。