WILD FLOWER=AL-CALL

Yahoo!ブログから引っ越してきました。好きな音楽:THE ALFEE、CANTA 細々と毒にも薬にもならない同人誌作ってます。

8月20日(土)CANTA4th~6th収録曲と新曲~相変わらずの私です~@新宿BLAZEのこと

新宿BLAZE…
初めて行くハコです。
 
どうやらコマ劇場の近くにあるらしい…
コマ劇行くの久しぶりだな~
と思いながら行ってみたら…
 
近く、ではなく、その一角にありました。
 
おや?ここは…
映画館があった場所じゃないか!!
 
えぇ~!!ここがライブハウスになっちゃったんだ!!
 
驚きながらあたりを見回してみれば、
 
あぁ~!!あそこの映画館が居酒屋になってる!!
あそこもここも閉館しちゃってる~!!!
 
コマ劇場と言えば、広場全体を巡る映画館の空間だったのに!!
ショーック!!
 
私は今はさほど映画を見る人間ではありませんが…
子供の頃は、もうちょっとよく映画を見に行ってた…。
小学~中学ぐらいの時の自分にとってはちょっと奮発した娯楽で、
ドキドキワクワクしながら…。
そしてその頃、映画を見ると言ったら、コマ劇場だった…。
 
映画なんて他でも見られるし、
特にこの場所に思い入れを持ってたつもりはなかったのだけれど…
 
自分が何かに感動した“場所”というのは、
その“感動”と“場所”とに因果関係はなくても、
強い思い入れをその場所自体に持ってしまうものだと、
この日、実感しました。
 
小学~中学時代の想い出や、その頃の自分も遠くなるような…
 
ライブハウスの前で入場待ちをしながら、
私の頭の中には、
『Bitter Sweet』の
 
♪あのビルが建つ前は 何があったかな
 思い出せないまま 慣れてしまうけど♪
 
が、グルグルと流れてました。
 
でも、本当に長いこと、ここに来てなかったもんな…。
来てない人間が、無くなって淋しいなんて言う資格無いんだよな…。
などと思いつつ。
 
 
さて、そんなライブとは全く関係のないところで大きな衝撃を受けつつも、
新しいハコということで、
いろいろ綺麗だったりするかしら…という期待も持ったりして。
 
 
ようやく入場の番になって、長めの階段を地下に潜っていく時…
「あぁ、ここは映画の入場に待ちの時に並んだ階段と一緒だ」
と、再びセンチメンタルな気持ちになったりして。
 
 
交錯した気持ちになりつつ、会場まで歩く…
結構、たどり着くまでの経路が長い。
 
その途中の通路の両脇に、これでもか!というほどロッカーがありました。
この日は友人がすぐ近くのホテルに宿泊していたので、荷物をそこに置かせてもらっていたのだけれど、
ロッカーがあれだけあると、便利で良いね~。
そういう設備があるということは、期待できるかな~?
と思いながら会場に入ると…
 
おぉ、天井が高い!
ステージが高い!そして広い!
ドラムがさらに高くなってて見やすくなってる!!
客席も横に広い!
程よい段差に、程よいバー(飲む方じゃなくて持つ方ね)がある!
 
おぉぉ!これは、期待できるかも~!!
少なくとも、始まる前の段階で、会場の作りには花丸をあげる~(#^.^#)
 
 
そんな期待感に満ち溢れつつ、CANTAの登場を待ってると…
三人が、いきなり音もなく歩いて出てきた(@_@;)
 
戸惑う客席を尻目に、ブルース風のインスト曲を長めに演奏…
 
おぉぉぉぉお~!!
新しい!!
 
登場の仕方のパターンを一新したのでしょうか…?
このやり方は…
これから自由な発展の伸び代が大きそうで、
私的には賛成です(^^)v
 
 
さてさて、肝心の音を聞いてみますと…
これが実に良い!!!
 
こう言っちゃなんですが…
7月の吉祥寺とは比べものにならない…。
 
あ、7月のライブも行ってたんですが、
ど修羅場の最中だったので、ブログに書く余裕もなかったのですが、
そんな自分の状況や体調などが原因で、良く聞こえなかったのかな~とも思っていたのですが…
周りの評価を総合すると、どうやら皆そう思ってたらしい(^^ゞ
 
あそこのハコは、おそらくフロアで踊るためのハコであって、
ステージの演奏を聞くためのハコではないのでしょうね…。
 
7月のライブは、「重かった」という感想が、一番強く残ってる…。
 
…「押されて痛かった」とか「狭かった」という感想を持つことはこれまでにもままありましたが、
「重かった」というのは、初めての経験だった…。
 
 
まぁ、それはさておいて、
とにかくこの新宿BLAZEでの音は良い!!
 
「あぁ、そう!このCANTAの音が好きなの!
やっぱり、私はCANTAの音が大好きだ!!」
 
ということを再認識させてくれました。
 
ギターの音、ベースの音、ドラムの音…
それぞれの音が、よく聞こえる…。
 
それぞれの音が素晴らしく、
その組み合わせが素晴らしく…
 
あぁ、CANTAの音は良いなぁ。
 
ルークさんの描く詞の世界、
卓越したメロディー、
それを表現する匠の演奏。
 
あぁ、良いよ、やっぱりCANTAは良いよ。
 
 
…吉祥寺の方が集客は良かったみたいで…
…吉祥寺だけに来た人に、このライブを聞かせてあげたい~(>_<)
 
 
その日の気温とか、湿度とか、自分の立ち位置とか、体調とか、
いろいろと複合的な要因もあると思うので、
一回だけのライブで判断するのは尚早かもしれないけど、
とにかくこの日の新宿BLAZEは良かった。
 
今年の一月に名古屋のE.L.L.に行った時、
「あぁ、良いなぁ、名古屋にはこんなハコがあって。
何で東京にはこういうハコが無いんだろう?文化の差か?」
と羨ましく思ったものですが、
ここは、その名古屋E.L.L.に勝るとも劣らない!と思いました。
 
東京にもこんなハコが出来てくれて嬉しい~!!
是非、ここを常ハコにして欲しい!!
 
 
ステージ上のことを言えば、
むしろ吉祥寺の方がノリノリな感があったんですけれどもね。
 
新宿では、ちょっとしたミスをちょいちょいやらかしてしまって、
ルークさんがシュン…とした表情をするところがあったりして…そこが萌えだったり(爆)
 
 
ステージ上のパフォーマンスの出来不出来はさほど変わらないと思うのに、
ハコによって本当に印象が変わる。
 
何でこの新宿BLAZEはこんなに良いんだ?
 
そうか、元映画館だったからか!
 
もともと映画館だったから、天井も高いし、音響もよいし、見やすいような基本設計になっているのか!
 
そうだとしたら…
 
日本中の閉館した映画館が、ライブハウスになっちゃえば良いのに!!
 
 
この記事の最初と最後で言ってることが180度違う。
 
 
 
※曲名とかレポ的なことは一切書いてないのはいつものことですが…
 唯一曲名があがっている『Bitter Sweat』は、この日演奏していません。
 念のためご注意を(^^ゞ