凄い試合だった…!
こんなドラマ、
ホントにドラマだったら書けない!!
この凄さを少しでも記録に残したいと思ったけど、
やっぱり言葉が出てこないなぁ。
****************************
少し落ち着いたから、ちょっとなんか書いておこう。
あまりに凄い試合だったから。
富山第一の方が全体的に押しながらも、
星稜のキーパーの痺れるナイスセーブなどもあり、なかなか得点を許さず。
星稜はこれが最初のシュートでもあった。
押して押してた富山第一がなかなか点を取れなかったのに、
このワンプレーで星稜に点が入ったところで、既にサッカーの難しく面白いドラマ…という雰囲気が漂ったけれども、
この時点では、PKを決めた星稜の選手にもまだ笑顔はなく、「まだまだこれから、わからない」という空気。
それから後も、試合を押していたのは全体的に富山第一。
でもなかなか点が入らず。
拮抗した状態が長く続いた後半も25分ごろに、
カウンターからあっという間に星稜が2点目を追加。
それまでなかなか入らなかったのに、入る時は入るもんだー!という言葉そのまんまの、
カウンターからの綺麗~なゴール。
多分2~3タッチぐらいしかしてないんじゃないかな?
何が起きた?ってわからないくらい、スラっと入った(^^ゞ
押しても押しても富山第一には点が入らないのに、
後半40分過ぎまで2-0で星稜がリード。
アナウンサーが「サッカーは2点差が一番危険なスコアと言います」と、
まだ試合はわからない…ということをアピールするけれど、
さすがにこれは難しいだろう…
でも試合を押しているのは富山第一なんだから、1点ぐらい返してあげて欲しいな…
なんて、ノンポリの私が適当なことを考えていたら、
ホントに、これまた「入らない時には全く入らないのに、入る時は入る」というのを、今度は攻守を変えて、
これまたカウンターから富山第一が1点を返す。
意地で押し込んだ!という感じの気合いが感じられたゴールでした!
両者白熱した攻防をしながらアディショナルタイムに入り、
それももうギリギリ、おそらくこのワンプレーぐらいで試合終了の笛が吹かれるだろう、という時、
富山第一が星稜のPKエリアにボールを入れる攻撃のチャンス。
でも星稜もほとんどの選手がPKエリア内に戻り、簡単には点を許さない。何度もボールを跳ね返す。
普通なら攻撃の波が途絶えそうになるところ、
ここでの富山第一の粘りが凄かった!
2~3回ぐらい、跳ね返されたボールを必死で取り返し、
PKエリアにボールを入れていくのを繰り返して、PKをもぎ取った!
最後の最後、このど緊張のPKを蹴る富山第一の選手は、監督の息子さんなんだそうで。
「ずっと“監督の息子だから”と言われ続け、辛い思いもして、一時はサッカーを辞めようと思ったことがあった」のだそうで。
「そんな辛い思いを乗り越えたから、もう何でも平気だという選手です」というドラマをアナウンサーが伝え、
お父さんである監督がフィールドの横でひざまづいて見守る中、
実際にPKを決める(/_;)
延長戦に入り、富山第一の方に勢いがある中、
星稜の方も、確かPKを与えるきっかけを作ってしまった選手が、思い切ってロングシュートを打ち、ポストを直撃!
ホントにあともう少しでゴールというスーパーシュートだった!
延長戦も後半になり、あともう少しでPK戦…
富山第一のPK専門のGKが準備する中、
終了直前に、スローインからダイレクトシュートで決勝点!!
そして1分後に試合終了!!
こんな漫画があったら、「ちょっとドラマチックにし過ぎ」と言われてしまうであろうぐらい、ドラマチックな試合でした(/_;)
DVDレコーダーの調子が著しく悪く、録画はできなかったので、
脳内再生で個人的記録に残しておきました。