WILD FLOWER=AL-CALL

Yahoo!ブログから引っ越してきました。好きな音楽:THE ALFEE、CANTA 細々と毒にも薬にもならない同人誌作ってます。

全国高校サッカー選手権決勝

凄い試合だった…!
こんなドラマ、
ホントにドラマだったら書けない!!
 
この凄さを少しでも記録に残したいと思ったけど、
やっぱり言葉が出てこないなぁ。
 
 
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少し落ち着いたから、ちょっとなんか書いておこう。
あまりに凄い試合だったから。
 
 
富山第一の方が全体的に押しながらも、
星稜のキーパーの痺れるナイスセーブなどもあり、なかなか得点を許さず。
 
数少ない星稜の攻撃の時に、富山第一ペナルティエリア内でスパイクの裏側を見せるほどのディフェンスをして相手を倒してしまい、PKを取られ、星稜が1点専制
星稜はこれが最初のシュートでもあった。
 
押して押してた富山第一がなかなか点を取れなかったのに、
このワンプレーで星稜に点が入ったところで、既にサッカーの難しく面白いドラマ…という雰囲気が漂ったけれども、
この時点では、PKを決めた星稜の選手にもまだ笑顔はなく、「まだまだこれから、わからない」という空気。
 
 
それから後も、試合を押していたのは全体的に富山第一
でもなかなか点が入らず。
 
拮抗した状態が長く続いた後半も25分ごろに、
カウンターからあっという間に星稜が2点目を追加。
 
それまでなかなか入らなかったのに、入る時は入るもんだー!という言葉そのまんまの、
カウンターからの綺麗~なゴール。
多分2~3タッチぐらいしかしてないんじゃないかな?
何が起きた?ってわからないくらい、スラっと入った(^^ゞ
 
押しても押しても富山第一には点が入らないのに、
後半40分過ぎまで2-0で星稜がリード。
 
アナウンサーが「サッカーは2点差が一番危険なスコアと言います」と、
まだ試合はわからない…ということをアピールするけれど、
さすがにこれは難しいだろう…
でも試合を押しているのは富山第一なんだから、1点ぐらい返してあげて欲しいな…
なんて、ノンポリの私が適当なことを考えていたら、
 
ホントに、これまた「入らない時には全く入らないのに、入る時は入る」というのを、今度は攻守を変えて、
これまたカウンターから富山第一が1点を返す。
意地で押し込んだ!という感じの気合いが感じられたゴールでした!
 
 
両者白熱した攻防をしながらアディショナルタイムに入り、
それももうギリギリ、おそらくこのワンプレーぐらいで試合終了の笛が吹かれるだろう、という時、
富山第一が星稜のPKエリアにボールを入れる攻撃のチャンス。
でも星稜もほとんどの選手がPKエリア内に戻り、簡単には点を許さない。何度もボールを跳ね返す。
普通なら攻撃の波が途絶えそうになるところ、
ここでの富山第一の粘りが凄かった!
2~3回ぐらい、跳ね返されたボールを必死で取り返し、
PKエリアにボールを入れていくのを繰り返して、PKをもぎ取った!
 
最後の最後、このど緊張のPKを蹴る富山第一の選手は、監督の息子さんなんだそうで。
「ずっと“監督の息子だから”と言われ続け、辛い思いもして、一時はサッカーを辞めようと思ったことがあった」のだそうで。
「そんな辛い思いを乗り越えたから、もう何でも平気だという選手です」というドラマをアナウンサーが伝え、
お父さんである監督がフィールドの横でひざまづいて見守る中、
実際にPKを決める(/_;)
 
 
延長戦に入り、富山第一の方に勢いがある中、
星稜の方も、確かPKを与えるきっかけを作ってしまった選手が、思い切ってロングシュートを打ち、ポストを直撃!
ホントにあともう少しでゴールというスーパーシュートだった!
 
 
延長戦も後半になり、あともう少しでPK戦
富山第一のPK専門のGKが準備する中、
終了直前に、スローインからダイレクトシュートで決勝点!!
 
そして1分後に試合終了!!
 
 
こんな漫画があったら、「ちょっとドラマチックにし過ぎ」と言われてしまうであろうぐらい、ドラマチックな試合でした(/_;)
 
 
DVDレコーダーの調子が著しく悪く、録画はできなかったので、
脳内再生で個人的記録に残しておきました。