THE ALFEEの新曲『生きよう』のCDを聞きました。
ラジオでは何度も聞いていたのですが、
CDで聞くと、その音の清かさが、より際立って聞こえます。
特にイントロのピアノの音が素晴らしい…。
高見沢さんも、先日の『ロックばん』で
「このイントロ、実は凄く気に入ってるんだよね」と言ってました。
ちょっと余談ですが、ただすけ君のツイートによると、
一口坂スタジオで録った最後のピアノ音源になったとか。
『生きよう』を聞くと、
高見沢さんの
「音楽は光でありたい」
という強い意志が、感じられる気がします。
優しくて、
柔らかくて、
静謐な強さが感じられるような曲です。
カップリングには、
昨年の春ツアーのNHKホールでのライブ音源の
『I Love You』
『Zipang』
『うつろな瞳』
の3パターンがあるわけですが、
『I Love You』は、震災でその開催自体が危ぶまれた春ツアーのタイトル曲でありました。
この曲についての思い入れは、以前、記事にしましたので、
併せて読んでいただければと思います。
曲の頭は、アルバム『Going My Way』に収められているのとは、随分アレンジが違いますが、
以前、どこかで、高見沢さんが
「この曲は、作っていた初めはバラード調だったんだけど、作っているうちにアップテンポな曲に変えたんだ」
と言っていたような気がするので、
(おぼろげな記憶なので、間違っていたらスミマセンm(__)m)
その作り始めの原曲に近い感じのアレンジなのかも…?
(この辺は全くの想像です)
『Zipang』は、その春ツアーの不動の第一曲目として演奏されていた曲でした。
♪嵐の中を突き進んで行け
輝くその翼で♪
♪笑ってみよう 泣き叫んでみよう
君は決してひとりじゃない♪
♪頑張りきれない時もあるさ
自分の速度で行こう♪
THE ALFEEの意志が伝わってくる気がします。
さて、上記2曲とはちょっと毛色が違う『うつろな瞳』。
春ツアーで絶対定番の曲ではありませんでした。
私が春ツアーの中でこの曲を聞くことが出来たのは、NHKホールが最初でした。
個人的にもの凄ーーーーーーーーーーーーく好きな曲でもあり、
久ーーーーーーーーーーーーーーーーーーしぶりに聞けたので、
凄く嬉しかったです!
会場も大喜びしていた記憶があります。
原曲は、1982年(わぉ)に発売された『doubt,(ダウト)』というアルバムの中の一曲。
マイナーと言えばマイナーだわ~。
この曲を、今回の『生きよう』のカップリングとして、先述の2曲とともに選んだのは、
バランスかしら?!
アルフィーにはこんな面もあるんだよっていう(^^ゞ
アダルティというか、色っぽい、艶っぽい曲。
この曲の特筆すべきところは、
桜井さんと高見沢さんのツインボーカル!
普段は幸ちゃんが入って安定しているところ、
声質の違うこの二人の、絶妙なアンバランスさが、
この曲の世界と相まって、
絶妙に色っぽく、ドキドキさせるのです(//∇//)
レアな曲をCD化してくれて、嬉しい限り\(^^\)(/^^)/
でもこういうムーディな曲は、
ともすれば重たくなってしまいがちだけれど、
決してそうはならないのは、
どこかに気品と、爽やかさと、美しさを、
曲の中にも、詞の中にも保ち続けているから。
全体に、アルフィーの素晴らしさは、そういうところだと思います。
『生きよう』…できたら、TVサイズじゃない形で、なるべく多くの方に聞いていただきたい曲です!
カップリング3曲も聞いていただきたい。
ライブ音源で、このクォリティなんだぞー!!と、世間に知らしめたい。