WILD FLOWER=AL-CALL

Yahoo!ブログから引っ越してきました。好きな音楽:THE ALFEE、CANTA 細々と毒にも薬にもならない同人誌作ってます。

自分なりに調べてみた義援金のこととか、ちょっとした体験談とか。

あちこちで募金の呼びかけがされてますね。
あんまり窓口が多いので、「かえって効率が悪いんじゃ?」とか、「どこに寄付すればどこでどういう風に使われるんだ?」とか、「どこにお金を出すのがベストなんだろう?」とか疑問に思ったので、こちゃこちゃ調べてみました。
 
 
まず、こちらのサイトを拝見しました。
大きな枠組みとかがわかりやすく調べられてまとめられていらっしゃいました。
「どこに寄付をしたら、どこにお金が行くのか」
 
 
調べていくうちに、こんなサイトにも行きあたりました。
東日本大震災支援全国ネットワーク」
右側の『寄付をする』をクリックすると、募金に関する詳しい情報があります。
上記のサイトで大枠をザックリ知ってからこちらを見るとスッキリとわかりやすくて、
とても有益なサイトのように思います。
 
 
赤十字についてより詳しく、よりわかりやすく説明してくれているのがこちら…
赤十字義援金の行方 街頭募金の信用度 献血の必要性 MBS募金」
期間限定配信みたいです。
You Tubeのことって、よくわからないまま貼ってます…スミマセン…)
 
 
さて…いろいろ調べてる過程で、
赤十字への義援金は、実際に分配されるまでに数カ月かかる」という情報があり、
「だから直接的で即効性のあるNPOへ活動支援金を出すべきなのだ!」的な…
いや、そんな風に直接的な書き方はしてないにしても、
結局はそういうことを述べているブログを散見しました。
 
何となく腑に落ちない…
 
いえ、NPOへの活動資金を出すことに異を唱えてるのではないのですが、
まるで赤十字への義援金を批判するような書き方をされている方さえいたので…
 
何故、若干赤十字の肩を持つようなことを言うのかというと、
約十年前に自宅を全焼した時、赤十字から物資を貰った記憶があったからです(^_^;)
 
私は確かに日本赤十字から物資を貰った…
その記憶と、
日本赤十字に集まった義援金はまだ使われていない」という情報が合致せず…
もうちょっと調べてみました。
 
 
こういう情報をやり取りしている、とあるトピに、
「直接赤十字に電話をして聞いた」という方のカキコミを見つけました。
 
その方の報告によると、配る物資は「災害の前に備蓄してあったもの」で、
「災害後寄にせられた義援金を使って被災者が必要とされる物資を送ることはない」とのことでした。
なるほどー。
 
義援金とは別に集めたお金で、事前に用意していた物資は配られているのですね。
 
 
さて、では義援金の方は、やはり何カ月もあとにならないと配られないのか?
ということもちょっと調べてみたところ…
 
参考例として、
阪神大震災の時は『義援金配分委員会』が合計13回開催されて、そのつど義援金が支給された」
とのこと。
 
この情報を書いてくれていた人の情報元は、
3月27日(日)テレビ東京
緊急報道特番「池上彰の緊急報告・大震災のなぜに答える第2弾」
だそうです(^_^;)
私は直接はこの番組見てませんm(__)m
 
 
しかし、阪神大震災の時より被害が広域なため、今回の方が対応が大幅に遅れていることも事実な様です。
3月31日付けのNHKニュースの記事
 
 
しかししかし、ようやく動き出したようでもあります。
 
とりあえず、福島では一世帯当たり五万円が配られるようですね…。
「たった五万円?!」という感じもしますが、
上記の情報を併せて考えると、とりあえず第1回目に配られるのが五万円で、
これから随時支給されると思って良いのでしょうか…。
 
 
とりあえず、「赤十字への義援金は即効性は低い」というは事実のようですが、
一部で言われていたような「何カ月も塩漬け」ということでもなさそうですね。
 
 
どーしても、何気に赤十字の肩を持つような記事になりがちなのは…
やっぱり、自分が赤十字に物を貰ったから(^^ゞ
 
この体験は、やはり大きいです。だって有難かったもん。
 
私の時は一個人の火災だったから、公的なところから何かを貰えるなんて思ってなかったのだけれど、
だからかえって、赤十字から物資が届けられた時、
「ちゃんと社会が気にしてくれてるんだ」という「見捨てられてない感」は、
その物資以上に、精神的に有難かったです。
 
赤十字社の「公平・公正に」「もれがないように」という基本姿勢の有難味を身にしみて感じた分、
そのことを何だか批判しているような風潮に…ちょっと異議あり
 
 
ちなみに…
先日の地震で散らばったCDやらMDやら本やらを整理するため、
整理用BOXなどを買ってきて、それを棚に入れるため、
あっちをこっちに動かし、こっちをそっちに移動させ…
と、結構な大騒ぎになってしまったのですが、
 
そんな過程で、棚の奥の物を掻き出したら…
 
なんと!
約10年前に赤十字社から貰った物資が出てきたのです!
まぁ、怖いくらい、なんてタイムリー!!
 
その写真がこちら
 
イメージ 1
 
お手紙の部分のアップ
イメージ 2
なるほど、こういう物資はお年玉つき年賀はがきに付いてる寄付金で賄われていたのか!!
(10年前にもそう思って驚いたはずだが、すっかり忘れてた(^^ゞ)
 
中身はこちら
イメージ 3
内容を詳しく書き出しますと、
◇軍手◇ティッシュ◇タオル◇洗濯ロープ◇洗濯バサミ◇洗剤◇歯ブラシ・歯磨き粉◇コップ◇炊事用手袋◇ごみ袋◇石鹸◇ハサミ◇包帯・ガーゼ◇絆創膏◇綿棒
でした。
綺麗に取っておいたのは、確か、家族の人数分貰ったので、全部使う必要がなかったので、ワンセットだけは記念に取っておこう…と思ったから。
それだけ嬉しく思ったから。
 
平時に見ると、たいしたものが入ってないようにも見えますが、こういった細かい日常品ほど、本当に何もかも無くした時には、有難いのです。
 
これだけじゃなく、あと、毛布もたくさん貰いました!
私が被災したのは1月の寒いときだったので、とても助かりました。
 
 
でも、これは約10年も前だし、一個人の火災の時と、今回配られてるのは違うだろう…
はて、何が配られているのかな?とちょっと調べてみたら、
ちゃんと赤十字のHPに載ってました(^^ゞ
 
 
 
 
ところで…
阪神大震災の時は、ちょっとだけですがボランティアとしての活動に参加させてもらいました。
本当にちょっとだけの活動でしたが…。
 
街頭で募金のお願いをしたことも…。
皆、一生懸命になるあまり、ついつい
「募金しなくちゃこの道を通さん!」と言わんばかりに前のめりになりがちで、
その都度「それは良くないよね、抑えようね」と話し合い…
でもついつい…の繰り返し(^^ゞ
 
一生懸命になりすぎるのを抑えよう、という努力をしているかどうかが、
信用できる街頭募金か否かの一つの目安になるかと(^^ゞ
あと、ちゃんと連絡先とか、どういう活動をしているのかを明確に出してあるかどうかとか。
 
 
あの時は、ボランティアをしようにも、指針も何もなく、右往左往していただけでしたが…。
せめて、あの時の若者(当時)が右往左往したことが、反省材料でも反面教師でもなんでも、
日本社会全体の経験値として蓄積されて、今回の役に立っていれば良いな…と願います。
 
 
あの時、自分がしたことで一番役に立ったことと言えば、
「ボランティアしたいと思っても、そのための情報がありません。
TVでそういう情報を出してくれませんか?」
と『ニュースステーション』にFAXしたのが取り上げられて、
ボランティア受付先のリストが画面に出たことかも…。
 
そのリストを見て、とりあえず一番家に近いところに連絡しました。
どこがどういう活動しているかなんて、比較検討する情報までは無かったなぁ…。
インターネットがまだ普及する前だったからねぇ…。
 
それから思うと、今は情報的には圧倒的に良い時代になりましたねぇ…。
 
ネット情報は諸刃の剣の所もありますが…。
 
 
私のこの記事自体も、いろんなところのサイトから摘まんで寄せ集めた、
二次的・三次的な情報ばかりなので、
真偽の程とかは、皆様各自でご確認くださいませm(__)m