WILD FLOWER=AL-CALL

Yahoo!ブログから引っ越してきました。好きな音楽:THE ALFEE、CANTA 細々と毒にも薬にもならない同人誌作ってます。

8月19日(木) お台場フォーク村デラックス 第29夜「お台場 J-POP HIGH SCHOOL」に行ってきました

819() お台場フォーク村デラックス 第29夜「お台場 J-POP HIGH SCHOOL」に行ってきました。
※詳しいセットリストはこちらへ
 
行って来ちゃった。
 
行けるか行けないかわからなくて…
行くか行かないかも迷ってて…
 
仕事が終わってからだと…
まず、開場時間には間に合わない。
開演時間にも微妙。
 
予め早びけを申請するのも気が引ける…。
 
でも、結構仕事は暇そう…。
 
実に微妙。
 
迷いに迷って、
前日の夜には「行くのはやめよう」と決意しました。
気持ちは行きたくても、身体が行きたがらなかったから…。
 
そう、まだ夏コミの後遺症でボロボロなんです(_;)
 
むしろ、夏コミの最中は、アドレナリンか何かが出てて元気だったけど(苦笑)
…疲れが後から出てくるお年頃でもある…(/-_-;)/
 
タカミーソロに備えて、体力を温存しておかなくては…と、
その日、仕事に出かける時までは、行かないつもりでした。
 
でも、何があっても良いように、お金は大目にお財布に入れたけど…
 
その時点で行くつもりじゃん。
 
 いやいや…(汗)
ホントに、行くつもりはなかったんですよ。
 
でも、仕事が終わった時点で、ギリギリ開演に間に合う時間…
 
間に合うのなら…
 
スルーすることは…
 
私には、できなかった…。 
 
 
「行こう」と決めたというよりも、考えがまとまらないうちに、電車に乗っちゃった…。
 
電車に乗りながらも、「私、本当に行くの?!」と往生際の悪いことを考えていました(^_^;)
 
 
19時ちょい前にギリギリで着いて、当日券買って入場。
結構満員。立ち見いっぱい。
 
いっそ2階の方が見やすいかと思って、2階に行きましたが、そこも結構人が…。
 
2階の一番後ろで、
「いいや、壁にもたれられた方が楽だから。人の合間からゆったり見よう」
と思っていたのですが…。
 
始まる寸前に、前の人がちょっと位置を変えた。
一人分のスペースが空いた。
 
…すぐさまその場を確保する私…。
 
ゆったり見るんじゃなかったんかい。
 
いやいや…(汗)
だって…
視界が開けた方が、嬉しいじゃん(^_^;)
 
お蔭で、結構しっかり見れました(^_^;)
 
 
 幸ちゃんが出てきて、
ポーンとギターを数音奏でる。
 
それだけで、ZEPP TOKYO 全体に、美しい音が満ちる。
 
やはりこの人のギターは違う。格段に違う。
 
この日のギターは、D-45って言っていたかな?
 
 
1曲目に、幸ちゃん一人で『イカはローリング・ストーン』を。
どこかに、加藤和彦さんの声を探してしまう。
 
 
幸「今日はずっと出ずっぱりです」
とのこと。
本当に、最後まで出ずっぱりでした!!
 
 
そして山口のぐっさんが登場。
映画の撮影で、前日まで北海道にいたとか。
連日叫び続ける荒武者の役だとかで、声がガラガラ。
ぐっさん自慢の歌マネは、余りできない状態だったけど、
花火の音など、地味な音マネなら大丈夫だったようで、
幸ちゃんの歌に合わせて、合間合間に効果音を入れてくれました(笑)
 
声が戻ったら、また連絡をくれるそうです(笑)
幸ちゃんの留守電に、物まねのレパートリー200人分入れますって言ってました(笑)(笑)
 
 
次に出てきた前田亘輝さんは、井上陽水さんのコスプレ(笑)で出てきました。
頭にアフロヘアーのヅラ、黒くてでかいサングラスという。
 
前田さんいわく、
「今日は皆がそれぞれなりきる企画だって聞いてきたんだけど」とのこと。
ぐっさんは長渕剛、自分が井上陽水、奥田さんが拓郎さん、という風に。
 
幸「そんなこと誰が言った?」
前「きくちP…」
幸「俺、そんなこと聞いてないよ」
前「そもそも、このこと自体、1週間ぐらい前に聞いたんですけど」
幸「皆そんなもんだよ。いい方だよ」
前「お客さんが入ってるってことも聞いてなかったんですけど…」
 
そんなことを言いつつ、
 
前「今日は陽水さんの中でも、マイナーな曲を中心にやろうと思ってます。
  “死んじゃう”歌ばっかりやって、皆をどん底に落としてやる(笑)」
などと言って、
陽水さんの初期のナンバーを中心にやりました。
 
私は知らなかった、意外な前田さんの一面を、出してくれました。
 
前「中学までは、すごく暗かった」とか。
前「そんな時に、陽水さんの、特に初期の曲を聞きまくって、救われた」のだとか。
 
幸「いつから変わったの?」
前「高校に入って、バンドをやってからですかね」
幸「じゃあ、やっぱり音楽に救われたんだ」
 
前「この曲(『かんかん照り』)、“きっと陽水さんは、夏が嫌いなんだろうな”って曲ですよね」
幸「あぁ、そうだね、夏が嫌いなんだろうね」
前「そんな曲を、夏が大好きな俺が歌うとどうなるか(笑)」
 
などなど…
なんだか、心に残るフレーズがたくさんありました。
 
前「今度TOSHIを呼んで、“NO TAX”をまたやりましょうよ」
とも言ってたな(^_^;)
 
 
3人目のゲストの奥田民生さんは、幸ちゃんとは『MUSICハンマー』で会った時以来だとか!
ミュージシャン同士って、会わないものなんですね~。
 
民生さんは、拓郎さんと同じ高校出身なんですね!
(スミマセン、知りませんでした)
そんな縁もあって、拓郎さんの曲を中心にやりました。
 
民生さんが広島出身ということも知らなかったのですが…
広島弁の『唇をかみしめて』は、すごい迫力でした。
幸ちゃんも「ソウルを感じる」って言ってました。
 
そして
幸「民生君が、この曲をセレクトしてくれたから…。
  この曲を歌ったオリジナルメンバーが、今日来てくれてますから…。
  せっかくだから、一緒にやりましょうよと言ったら、OKしてくれました!」
ということで、
きたやまおさむさんが出てこられて、
三人で『悲しくてやりきれない』!
 
民「この曲は、加藤さんが、『イムジン河』のコードを逆にして作ったんですよね?」
幸「あ、それは嘘みたいよ。いわゆる伝説みたい。
 『イムジン河』のコードからヒントを得て作ったのは確かみたいだけどね。
 『イムジン河』の、色々な要素を拾い集めて作ったんだって。
  加藤さんがそう言ってた」
き「え?俺は、『コードを逆にして作った』って聞いたぞ」
幸「…何がホントだか、わからない人ですね」
き「最後まで、正体のわからない奴だったなぁ」
 
幸「民生君は、ミカバンドが再結成した時のステージにも一緒に立ってるんだよね」
民「加藤さんに、誕生日に料理まで作ってもらって!
  トマトの冷製パスタの上に、キャビアがすっごい山盛りに乗っているような!」
幸「俺たちには、おじやみたいのしか作ってくれなかった…」
き「その頃は、羽振りが良かったんだ(笑)」
 
 
民生さんがはけて、ステージはきたやまさんと幸ちゃんの二人に。
き「作詞家が、自分の作った詞を朗読して、その後に音楽が続く、という形をやりたい!」
幸「今、ここでですか?!」
 
…本当に驚いてる様子の幸ちゃん…本当にその場での無茶ぶりだったのか?!(@_@;)
 
でもすぐに、
幸「わかりました、やりましょう」
おぉ!さすが幸ちゃん!!
 
そして、北山さんの朗読→幸ちゃんの歌
というパターンで、
さらば恋人』をやりました。
 
とてもぶっつけ本場だとは思えない…素晴らしいものでした。
 
きたやまさんの面白い、興味深い話はたくさんあるのですが…
きたやまさんのご親戚のお墓の話とか…
春画を集めていることとか…
全部は、とても書けないので、割愛m(__)m
 
抜粋して書くと、
き「人は、一つのことしか言えないけど、一つのことを言ってる時に、同時に他の言葉が浮かんできたりするものなんだよ。
  例えば、『今日はOAするのだけはやめてください』って俺が頼んだんだけど…
  20%ぐらいは、OAしてもいいかなって思ってたりとか(笑)
  紅白に出る機会が2回ほどあったんだけど、2回ともきっぱりと断ったんだけど、断ったその夜に、紅白に出てる夢を見たんだよな(笑)
  皆(観客)だってそうだろ?幸ちゃんの前では『大好きです~!!』とか言いながら、『実はこういうところは嫌い』って思ってたりとか、明日になったら他の人に『好き』って言ってたりとか」
 
…結構、客席、大爆笑だったあたり(^_^;)
(私も爆笑していたり☆)
 
幸ちゃんに対して、
き「君の部屋に行ってみたいね。君が、爬虫類を飼ってるところを、直に見てみたい。そうすれば、得体のしれない君の本性が、少しはわかるかもしれない。死ぬ前に、一度は行ってみたい!」
と言っていたのも印象的でした。
 
そうか、きたやまさんにとっても、やっぱり幸ちゃんって、得体が知れないんだ…。
てか、さすがきたやまさん、鋭い…というか…。
 
 
おそらく初めて、二人で七色の光の中で』を歌われました。
(この曲は、加藤さんが亡くなられた後に、その事をきたやまさんが詞にして、幸ちゃんが曲をつけた曲)
きたやまさんは、時折、感情をぶつけるように歌われていました。
 
 
そして…
次は、ガラッと変わって、なぎらさん(^_^;)
 
な「あんまり待ち時間が長いからさ、楽屋でぐっさんと二人で『架空の焼き肉パーティ』をやってたんだよ。
  『あっ、それもう焼けてます』みたいなパントマイムをしながら、ビールは本当のビールを飲む(笑)
  そしたら前田が聞きつけてきてさ、せっかくだから奥田民生も呼んでやろうってことになって、皆で『架空焼き肉パーティ』してた(笑)」
とのこと(笑)
 
ちなみに『夏休み』は替え歌バージョンでした(^_^;)
歌った後に、
幸「もうちょっと、上品な曲をやりません?」
とつぶやくように言ったのが、ちょっとツボでした(笑)
 
主に“放送上好ましくない曲”をたくさんやりました…。
 
 
一応、本編の終わりとして、なぎらさんに一回袖にはけてもらった後、
その、本編終わりに対する拍手の途中で
幸「アンコールの拍手ありがとうございます」
と言って(^_^;)、すぐにまたなぎらさんも含め、全員が一堂に会しました。
 
そして全員で『あの素晴らしい愛をもう一度』を。
全員横一列で、椅子に座っていたのですが、北山さんが膝などを叩いて拍子を取りながら、熱っぽく歌っていたのが、印象的でした。
 
 
そして、幸ちゃん以外のゲストは袖にはけて、
幸ちゃんだけで、『みんなの地球』をつま弾きながら歌われました。
 
初めの『イカはローリング・ストーン』と同様、加藤さんの声を探さずにはいられない…。
 
 
いかに幸ちゃんにとって、加藤さんが大きな存在であるのかを、改めて想いました。
 
 
 
終了したのは…23時を回っていました…。
 
立ち見で、たっぷり4時間!!
 
でも、行ったことを、全く後悔していません!!
行って良かった!!!
 
 
…お台場フォーク村は、2回目の参加で、前回は椅子に座れたのですが…
その時の方が、終わった後に疲れてたのは…何故だろう…。
むしろ、全く動けない椅子の方が疲れるのか、少しは動ける立ち見の方がマシなのか…?
それとも…内容…?!
いえ、前回参加した時も、決して悪くはなかったです…
とてもとても豪華なメンバーで、お目にかかることができて嬉しいくらいでした…。
でも…
やっぱり、今回の方が、「やっぱり“お台場フォーク村”ってイベント名から期待するのは、これだよな~!!」という内容で…。
 
良いライヴに参加すると、疲れないものですね♪
 
でも…その元気は、バーチャル元気だから、気をつけないといけない、ということは、十分わかっていました。
わかっていましたが…
 
家に帰った途端に、完全に燃料切れ。
 
腰が…膝が…痛い…(T_T)
 
今日の~仕事は辛かった~…
 
 
それなのに、今また、こんな長文書いている余裕は…本当はないはず…。
 
タカミーソロ、無事に参加できるだろうか…(@_@;)