WILD FLOWER=AL-CALL

Yahoo!ブログから引っ越してきました。好きな音楽:THE ALFEE、CANTA 細々と毒にも薬にもならない同人誌作ってます。

THE ALFEE Newシングル『夜明けを求めて』の感想

今日は、THE ALFEE Newシングル『夜明けを求めて』を、とっくりじっくり聞きました♪


アルフィーの曲はヘッドフォンで目を閉じて聞くのが合ってる曲が多いと思うのですが、
この『夜明けを求めて』は、特にそう。
一つ一つのギターの音色、降ってくるようなコーラスの臨場感が、さらに増します。

先日のTV「音楽戦士」で、桜井さんが
「サビになると、後光が射したように明るくなってくるっていう、そういう曲なんですよ」
と言ってましたが、まさしくそう!そういう曲です!!
地平線から昇る太陽の光が、暗い雨雲を掻き分けるように差し込んでくる、そんな絵が見えるような曲です。

高見沢さんのエレキギターと幸ちゃんのアコギの絡み、
桜井さんの絶品の声、
天から降るようなコーラス…

アルフィーの曲は、こういうところが良い、と良く言われるところですが、
その良きところを、さらにパワーアップして、いかんなく発揮している気がします。

私はこの曲を初めて聞いた時、『やすらぎをもとめて』(アルバム『讃集詩』)を想起しました。
いや、実は『やすらぎをもとめて』のコーラスが大好きで…。
曲調が似ているというわけではないのですが。

ある意味原点回帰のような、シンプルさが感じられます。

しかしその「シンプル」というのも、
匠の技のシンプルさ。技の髄を磨いた上でのシンプルさ。
例えるなら、素材の産地や、炊き方などにこだわりにこだわり抜いた上での塩むすびのような…。
(かえってわかりにくいか?(^^ゞ)

70年代や80年代のアルフィーの良いところを抽出した上で、
さらにこの年月、今現在に至るまでに培ってきた技量がしっかりと骨格になっている…そんな気がします。

同じようなフレーズを繰り返しているようで、実は繰り返しでない、曲の展開の仕方が素晴らしい…。
特にブレイク後の、たたみかけるような展開には息を飲みます。
この「曲の全体を通した展開の仕方」を味わってもらうためには、やはりTVサイズじゃもったいない(>_<)
アルフィーの場合、いつもいつも思うことなのですが…。

細かいところを言うと、
♪だけど流した涙は無駄ではない♪
の、♪だけど♪の桜井さんの歌い方が好き♪←超マニアック(^^ゞ

マニアなファンにありがちな、シングルよりもアルバムの曲に目が(耳が?)行きがちな私なのですが、
ここのところ、私好みの曲がシングルとして続いてリリースされていて嬉しい限りです。


そして各カップリング曲…。
やはり「最後の夏イベ」は特別なステージでしたから…
そこから、計6曲もCDで聴けるなんて…
感涙です…。

『夜明けを求めて』から続いて『夏しぐれ』を聞いた時、
そのライブ音源独特の、空気を含んだ音色に…夏イベの、自分の座席からみたステージを思い起こしました…
夏イベのあの大きいステージ…
あの大きさのステージを、良くも20年以上やり続けてくれたものだ…
それがあるのが当たり前に思っていた自分の贅沢さ…
つくづく、アルフィーファンって、幸せ者だったな…

でも、今も普通に、ごく当たり前のように秋ツアーの真っ最中…
本当に、アルフィーファンって幸せ者…

曲のことに話を戻すと、
『 夏しぐれ』『SEE YOU AGAIN』『真夏のストレンジャー』『風の詩』『Girl』『Musician』…
全て、夏の野外で、あのでっかいステージで演奏された音源なのに、『夜明けを求めて』の次に聞いても何の遜色もないって、どうやら当たり前ではなく、凄いことらしい…。←この辺も、最近気がついた…。

ちなみに、ただすけ君のブログによると、シングルにただすけ君が演奏した曲が収録されたのは、今回のこのカップリングがお初なのだとか!!
http://blog.tadasuke.com/?day=20090910
えぇ?!そうだったんだ?!(@_@;)


ところで、CDって、ジャケットの表面は情報に出ますけど、
CDショップで手にとって、ひっくり返して裏面を見たときがまた嬉しい。
家に帰って中を開けて、歌詞カードの裏を見た時もまた楽しい。
そして今回は何と!CD自体がピクチャーCD!
しかも各種類、メンバー一人ずつの写真!!
それも夏イベの時の写真!!!
そんでもって、凄く良い写真じゃないか~!!!!
イメージ 1

…このことって、もっと宣伝しても良いんでない?!
てか、『夜明けを求めて』自体のプロモ活動も、ほとんどしてないし(@_@;)
もっと売りに出そうよ~(>_<)