それなりに思うところはあるものの、
仕事している間は、世の中のニュースは割と入って来なくて、
ヘロヘロで帰ってきたら、
何か決まっていた。
それなりに思うところはあるものの、
お腹が空いて、ご飯を食べることが先決で。
それなりに思うところはあるものの、
掃除や洗濯もしなくてはならず。
何か思わなければ、考えなければと思いつつも、
疲れて眠ってしまう。
そして朝起きて、昼は働いて、夜に帰ってきたら、何かが決まっている。
昔、何かで、
「どうして昔の日本人は、日本がどんどん戦争に向かっていくのを容認したのか?」
という問いに、
「大正時代の日本人の多くは、まさか本当に日本が戦争するとは思って無かったんだよ。」
という答えを見聞きしたことがあります。
当時の多くの日本人が、「まさか、本当には…」という空気だったとか。
時代が動いていく、歴史の只中にいる時は、そんなものなのかと、印象に残っていたのですが…