“極上の音楽”を聞いて参りました。
素晴らしかったです!
実は、あんまり期待してなかったのですが…。
約15年ほど前の来日の時のステージが、あれだったもので…。
その時のステージは、前座に南こうせつさんがお出になったのですが…。
南こうせつさんを見られたのは、それはそれで嬉しかったのですが、
そのステージの時間が長くて…。
こうせつさんを見るつもりで行ったのならともかく、
S&Gを見に行って、こうせつさんのステージの時間が延々と長いというのは…
こうせつさんも大変だったんじゃなかろうか…。
で、その時の肝心のS&Gのステージがどうだったかというと…
あんまり印象に残っていない…。
本物を見ることができたという喜びはあったものの…
正直、こんなものかな?という感じだったかと…。
…あまり覚えていない、そんな感じ…。
だから今回も、そんなに期待していなかったのですが…。
東京ドーム、音響良くなりました?!
特に私の席は、遠い遠い2階の上の方だったので、余計に期待してなかったのですが、
その席まで、S&Gの歌も演奏も、とても美しく良く響いて届いてきました。
原曲をあまり崩すことなく、丁寧に奏でてくれていたのも嬉しかったです。
私の音楽の原点は、BEATLESとS&Gでして。
BEATLESは音楽の中の音楽で、
S&Gは音楽の中の宝石だ…と思っていて。
「こういうような音楽を、日本人でもやってくれる人がいないものか」と思っていて、
アルフィーに巡り合ったわけなのですが…。
その自分の音楽のルーツを、思い出すことができました。
アート・ガーファンクルの美しい歌声、
ポール・サイモンの素晴らしい演奏は健在でした…!
そしてこの二人の組み合わせは…
“神様の調合”としか思えない…。
各々の曲も、それぞれ素晴らしいのですが、
二人のハモる曲が、絶品過ぎて…!!
「スカボローフェア」では、その美しさのあまり、聞いていて涙が出ました…。
そうそう、一曲目に「旧友~ブックエンドのテーマ」をやってくれました!
本物の、♪…confidence♪を聞くことができました!!
注)アルフィーファン的ツボ☆
アルフィーファン的な話をさらにしますと…
私、たぶん、タカミーを見ました…。
まず、開演前に…
開演のちょっと前に入ってきて、スタッフに誘導されながら席に着いた、
あの綺麗なロン毛の茶髪の後ろ姿の人は…タカミーじゃないかなぁ?!
前から3列目くらいの、ど真ん中の席だった…。
じゃあ、その周囲に桜井さんや幸ちゃんもいるのかとも思ったけれど、
遠い遠い私の席からは、ちょっとわからなかった…。
うーん、単に髪の綺麗な女の人だったのかも?!
遠目で後姿だけでは、あまり自信はないのですが…。
しかし、終演間際…
アンコールで、ステージでメンバー紹介が行われている際に帰って行ったのは、
あれは紛れもなくタカミー!!
…決して、タカミーばっかり探して目で追っていたわけではありません…
誤解無きよう…。
タカミーが、目立つんです(^_^;)
人間なのに、世を忍んでないから(爆)
この時も、感動してステージを見ている私の目の端に、ちらっと写りこんできたんです。
気づいた時にはグラウンドの端の方に来ていて、ほんの一瞬しかお姿を拝見できませんでしたが、
黒いシャツとズボンの上下、黒いサングラスをして、若干無造作なストレートの茶髪をなびかせて歩く姿は、無茶苦茶カッコ良かったです!!
…話がだいぶ逸れましたが…
S&G、本当に行って良かった。
この音楽なら、チケット代は全く高くない!
素晴らしいアーティストには、無病息災で、できるだけ長くステージに立っていて欲しい…。
切に祈った夜でした。