WILD FLOWER=AL-CALL

Yahoo!ブログから引っ越してきました。好きな音楽:THE ALFEE、CANTA 細々と毒にも薬にもならない同人誌作ってます。

安保関連法案衆院可決

結構きつめの仕事を終えて、久々のお買い物をして、届いたタカミーのソロCDをほくほくと抱えて家に帰ってネットを立ち上げたら、安保関連法案が衆院で可決されていた。

いつもの日常の中で、目の前の仕事や生活のことで頭がいっぱいで、他のことを考える余裕がないまま、大きな流れが決まっていく。

きっと、今までの歴史の中で、大きな事件や事変があった時も、多くの庶民はこんな風に過ごしていたんだろう。

前にも書いたけれど、
「大正~昭和にかけて、どんどん日本が戦争に向かっていった時、どうして国民はもっと声をあげなかったのか。」と後から当時を生きた人に問いかけた時、
ある人が「多くの日本人は、本当に戦争になるとは思って無かったんだよ。」と答えたという話を、何かで読んだことがある。

今、ここで、何も言わなかったら、同じことを繰り返すことになるかもしれない。


今の事態を憂いている人で、昨年の年末の選挙に行かなかった人は、猛省しなくてはいけないと思う。
「消費税を8%から10%に上げるのを据え置くのを認めていただくための選挙です」と言われ、
ほとんどの人がぽかーんと、そしてシラ~っとした中で行われたあの選挙…
それでも、安倍氏は、こういった志向の政治家だという事は、全くわかってなかったわけではなかったはず。
民主主義・選挙制という制度が必ずしも万能の制度ではないにしても、モア・ベターの方法として、
一般民衆が得るためにどれだけの歴史を要したのかを考えれば、一回たりとも投票に行かないわけにはいかないはず。

でも、『国民』という大きな括りで、選挙に行った人間も行かなかった人間も一括りに捉えるとしたら、
私達国民は、あの時、白けさせて、感心を失くさせて、投票率を低くして、その中で組織票で大多数を占めるという安倍政権の攻略に、まんまと引っかかったんです。
そのことを、反省しなくてはいけない。

まずは、こう思っていることを、書かなくては。せめて。
何もかもが洪水のように流される前に。