明けましておめでとうございます。
2020年の初日の出の写真です。
今年は雲が多く、またすぐ上の雲の中に入ってしまったのですが、
そうしたら、『天使の梯子』がかかりました。
その光景は、敢えて苦難(雲)の中に入り、衆生を救う梯子をかける弥勒菩薩…そう、ステージの上の高見沢さんのような…(おい、ヤバい世界に入り込んでるぞこいつ)
今年一番初めに聞いたのは『閃光』でした。
♪君は暗闇の中でいつも光を探してる
一筋の希望を求めて彷徨う
それはマッチのよう微かな明かりでもいいのさ
道に迷うその時孤立した自分に気づく
だから手を延ばして
暗闇に迷わぬよう
君のゆるぎない未来は 輝きの中で
そして負けない光
強い光 勇気の光
照らしたい何があっても君だけを
陽が昇るように
星が輝くように
精一杯あたり前の日常を生きよう!
本音も建前も強がりの裏にある弱音も
すべてさらけ出せ!素直な気持ちで♪
(THE ALFEE『閃光』より抜粋)
この『閃光』…初めて聞いた時、
「アルフィーによく似たテイストの若いバンドが出てきた!」
と思い…
「こういうテイストのバンドが出てきてくれて嬉しいなぁ♪
本当に凄くアルフィーに似てるなぁ…。
…若手バンドにしては上手すぎないか?
…うわぁ、アルフィーだよ!これ!!(;゚Д゚)」
と衝撃を受けた記憶があります…。
この『閃光』が入ってる『GLINT BEAT』の一つ前のアルバムが『orb』で…
90年代くらいから、どんどんどんどん複雑味と円熟味を増して、
技術の粋を極めた一つの頂点が『orb』だったと思うのですが、
その次に出した『GLINT BEAT』がムッチャクチャ若い感覚の、POPな、疾走感溢れるアルバムだったのが、かなり衝撃的でした。
まるで、タロットカード大アルカナの、
「世界」という最終的なカードの次に「愚者」というカードが来るような、
一つの世界を完成させた後に、それを打ち破ってまた新しい世界を0から作っていくような…
『orb』の次に『GLINT BEAT』を出した…
ここが、アルフィーの、高見沢さんの凄いところであり、
アルフィーの歴史の中でも、かなり大きなターニングポイントだったのでは…
と、個人的に思ってる次第です。
干支が一回りして、また最初の子年の一月一日に聴くのには相応しい曲かと。
ジャケットもカッコいいんだこれが。